グラーチ | GRACI
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GRACIグラーチ

アルベルト・グラーチは、ミラノの銀行でのインターンを経て故郷シチリアに戻り、家族が所有していた5haの土地(うち2haがブドウ畑)を引き継いで2004年からエトナでワインをつくっています。黒い溶岩石と、ネレッロ・マスカレーゼおよびネレッロ・カップッチョから生まれるエレガントな赤ワインで有名なエトナという産地は、2000年から着々とその復活の準備をしてきました。いっときはブドウの樹で覆われ、ランゲ(ピエモンテ、バローロなどの産地)やブルゴーニュにバルクワインとしてブレンドに用いられていたエトナは、趣味、または商業のためにワインをつくる生産者が混ざりながらも、いまや職人たちの活動の領域になっています。アルベルト・グラーチは後者のカテゴリーに入り、彼の足はかたく畑に根ざしています。300haをもほこるエトナDOCのコンソルツィオの代表補佐として、生産されるワインのクオリティの高さに彼はひっきりなしに心を奪われています。(収量が65hl/haと高いにもかかわらず、です。)彼の天国ともいえる区画の一部は樹齢が50年におよび、1haあたり8500本という高い植樹密度、アルベレッロという1本1本の樹が独立した仕立てを行っています。標高は1000メートル、黒く細かい粒からなる土壌で、収量は必然的に低くなります。アルベルトは、出来る限り自然にブドウを栽培しようとしています。コンクリートタンクとオーストリアのストッキンガー社製の42hlの大樽で、温度管理をせず30~35℃で野生酵母によって発酵が進みます。発酵を終えると、やや小さなガンバ社製の木樽に移して熟成を行っています。土壌や果実の表現を大切にしているため、フレンチバリックを使って微酸化をもたらすよりも大樽のほうが好ましいと考えるからです。


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